確定申告前に住所変更した場合の手続きについて

はじめに

私ごとですが、2月に引っ越しをしました。 引越しでバタバタし、荷物の整理、住民票の移行といった諸々の手続きが終わりようやく落ち着いた時にふと思ったのが

確定申告って新/旧どちらの税務署ですればいいの?

ってことでした・・・

調べてみた結果と実際に手続きした内容を備忘録としてまとめてみました。

確定申告は新旧どちらの税務署で行うのか?

結論からいうと

確定申告書の提出先は、「確定申告書を提出する日に、実際に住んでいる住所を管轄する税務署」

確定申告時期に引越して住所変更する時の注意点!提出する税務署は? - yakunitatta.info より抜粋

となります。
自分の場合は、引越し後に確定申告を行うので、新しい住所を管轄している税務署になりますね。

必要な書類(自分の場合)

  1. 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書
  2. 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書(控用)
  3. 本人確認書類

引越し前住所の税務署に持参または送付します。 自分はすでに新しい住所に引越し済みですので、郵送することにしました。

1.と2.の書類は以下リンクよりPDF形式で一括ダウンロードできます。

所得税・ 消費税の納税地の異動に関する届出書(PDF)


また郵送の場合、本人確認書類の写し(コピー)をとって送付することになりますが、ただ同封するのではなく、「本人確認書類(写)添付台紙」にのりづけして送付したほうが良いと思います。

理由としては、国税庁のサイト「番号制度に係る税務署への申請書等の提出に当たってのお願い」の「2 本人確認書類の提示又は写しの添付が必要です。」に

なお、本人確認書類の写しを添付して提出する場合には、「本人確認書類(写)添付台紙」(PDF/200KB)をご利用ください。

と書かれていたので(紛失のリスクを懸念しているのではないかと)
以下リンクよりダウンロードできます。

本人確認書類(写)添付台紙(PDF)

(自分はマイナンバーカードを持っていないので、通知カード+運転免許証の両面を添付台紙の裏面に貼り付けて送りました)

届出書の書き方

記載については以下のサイトにわかりやすく書いてありますので、ご参照くださいませ。

補足

届出書の「3 事業所等の所在地及び事業内容」について、記載なしで問題ないとのことですが、自分は開業時に屋号を書いていたので、念の為以下の通り記載しました。

  • 屋号等 <開業届に記載の「屋号」>
  • 所在地 <異動後の納税地(新住所)>
  • 事業内容 <開業届に記載の「事業の概要」>

尚、書類作成にあたり、自分はWindowsの「Acrobat Reader DC」アプリで作成しました。(Macだとうまく作成できなかったので)
また、届出書のPDFは本紙と控用の2ページ構成となっており、1ページ目の本紙を入力すると2ページ目の控用に自動で情報が反映されるので、手書きより楽です。

書類の提出

最寄りの郵便局から送付します。必要なものは

  • 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書
  • 所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書(控用)
  • 本人確認書類のコピー(添付台紙に記入・貼り付け済み)
  • 届出書(控用)の返信用封筒(要切手貼付)

となります。
こちらを封筒に入れて普通郵便で郵送します。(念の為、自分は簡易書留)

届出書(控用)が返送されて完了

数日後、税務署の受付印が押印された届出書(控用)が送付されてきます。
これで変更手続きは完了となります。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
このタイミングで引越しする人がいる際、お役に立てれば幸いです。